伝統文化継承と特産品開発
1月21日(木)に2年生ライフデザイン科で、「パッケージデザイン」についての講義がありました。
西条市に移住して2年目のフードデザイナー 長尾 愛里 様 に来ていただき、パッケージデザインについて、商品を開発し、販売するときの注意事項を教えていただきました。
フードデザイナーとは、食に関する商品のマーケティング・生産・販売・流通などを手がける仕事だそうです。
売れるための商品にするためのパッケージとはどのようなものか、販売する場所によっての価格設定やネーミングについてなど、販売する戦略についても教えていただきました。
伝統文化継承と特産品開発
1月15日(金)5,6限に3年生ライフデザイン科で「コサージュ講習会」を実施しました。
フラワーデザイナーの玉井先生にご指導いただき、小松町の町花になっている椿や水引を用いて、卒業生がつけるコサージュを製作しました。
水引で葉飾りを作ることが難しく苦戦しましたが、なんとか仕上げることができました。もうすぐ卒業という実感が沸き少し寂しいですが、卒業式で椿のコサージュをつけることが楽しみでもあります。
先進地域・先進校視察
1月14日(木)に1年ライフデザイン科が伝統産業視察として、愛媛県産業技術研究所紙産業技術センターと広瀬歴史記念館・旧広瀬邸を訪問しました。
紙産業技術センターでは、四国中央市の伝統産業である紙について展示を通じて学び、水引を使ったストラップ作りを体験しました。
展示では、紙の構造や水引の製造過程について学ぶことができました。水引ストラップ作りでは、様々な色の水引から選び、らせん状になるように編みました。展示の中に水引で椿が作られたものがあり、ぜひ挑戦したいと話す生徒もいました。
広瀬歴史記念館では、日本の近代産業を育成し、住友グループの基礎を確立した広瀬宰平の様々なお話をしていただきました。
旧広瀬邸では伝統的な日本建築様式の中に、輸入された避雷針や暖炉、洋式便器、板ガラスなどが取り入れられ、伝統的な文化を守りながら新しいものを取り入れる姿勢を見ることができました。
今回の研修を通して、地域の産業について知り、伝統的な産業や文化をいかに残していくか体験的に学ぶことができました。
伝統文化継承と特産品開発
小松といえば「椿」ということを広く知らせるために、町内の掲示板に椿関係の創作物を掲示しました。
旧小松町の町花であった椿を文化として継承していきたいと考えています。