2026年4月の再編に向けて、本校で行われた東予、丹原、小松の3高校の交流授業の取り組みが、愛媛新聞に掲載されました。
2024年12月30日(月)付愛媛新聞(掲載許可番号:d20241230-02)

2024年8月24日の小松町ふるさと祭りでも5年ぶりに復活した大名行列は3校の力が結集しました。地域の皆様からたくさんの感想を聞くことができ、その感想も踏まえ、さらに主体的に高校生が関わることができるイベントにしていきたいと考えました。生徒の中には「次は○○○の役をやってみたい」「来年もぜひ参加したい」などの意見があり、嬉しく思いました。地域の活性化に一役買えるように高校生がお互いを知り、協働できるよう来年もさらに交流を深めていきたいと思います。皆さん、よろしくお願いいたします。

「定めのない無常な世の中で、大晦日だけは定めがあることだなあ」という意。作者の井原西鶴さんは『世間胸算用』などで知られ、江戸時代の浮世草子や人形浄瑠璃の作者です。『世間胸算用』は、「大晦日」を舞台に、借金を取り立てる側と、何とか払わずに逃げ切りたい借り手との間の、悲喜こもごものドラマが描かれており、「定め」とは一年の総決算日、掛け買いの代金を支払う「定め」の日のことだと分かります。町人をはじめ、問屋、金貸、掛け買いのできない裏長屋まで、大晦日のやりくりが面白く描かれています。深刻な経済生活と現実の厳しさ、状況の緊迫感にもかかわらず、何とか対応しながら生きぬく庶民のユーモアが私たちへのメッセージになっています。給付金や助成金等の救済制度がない中、当時の人たちは「迷惑かけて、ありがとう」の精神で、「お互い様の気持ち」を忘れず、生きようとしていたのでした。毎朝10分間、朝の読書で培った“集中力”は、定期考査や検定試験突破などの読解力に確実に結びついてきました。今年の総決算は、あなたの好きな本を読み、タイムトリップ(時間旅行)してみませんか。
今年も残りわずかとなりました。「巳(み)は上に、已(い)は中に、己(おのれ)は下にある」と漢字を覚えましたね。想いをつないでいくには、複眼的な思考が必要です。毎日、一瞬一瞬が選択の連続ですが、「選」の中には「己(おのれ)」が2人います。ある問題があったときに、「自分の立場」だけでなく、「相手の立場」や「状況全体」を考えて、その問題をどのように解決できるかを考えることが大切です。より広い視野を持ち、より効果的な解決策を見つけることができる多角的な思考法を身に付けるため、冬季休業中の課題に真面目に取り組みましょう!
気温が上がらず、寒い日が続きますが、皆で元気を分かち合いながら、交流を深める集会を紹介します。本集会は、若者と共に拓く地域づくりについて学ぶ機会であり、特に「学校・地域・家庭の連携や協働の在り方」を考える上で大いに参考になります。今回は三島高校のアトラクション、土居高校・西条農業高校の実践報告があり、高校生が活躍します。
「かかわりをチカラに つながりをカタチに」を合言葉に、子どもや地域、教育に関わる参加者同士で語り合い、課題を解決する糸口を見つけることができます。地域づくりや地域交流に関心のある生徒、PTAの方など2月2日(日)12:30~16:00東予ブロック集会に参加希望の方は、総務厚生課までお知らせください。よろしくお願いいたします。





篤志の坂は創立100周年を記念して命名されました。上り道の左に近藤篤山先生、右に維新の志士である田岡俊三郎先生に見守られながら登校してきました。令和6年度の重点努力目標は、文武両道 情理一体 人間力を高めあい 夢の実現を ―伝統を継承し、地域とともに未来へ向かう―でした。冬季セミナーも終わり、今日から冬季休業に入る生徒も多いと思います。各部活動では年末も早朝から合宿や練習試合等で元気に頑張る姿が見られます。寒波到来が心配されますが、練習後は施設や部室、身の回りの整理整頓を忘れずに行ってください。そして、人から学んだことを自分の考えに落とし、人から学ぼうとする姿勢を忘れないで地域とともに歩んでいきましょう。
27日(金)、全国19か所にあるハイウェイオアシスの一つである石鎚山SA「道の駅小松オアシス(小松中央公園)をPRするには?高校生ができる取組!」と題して市場調査に出かけました。現在、長距離ドライブが増え、高齢者のドライバーが増加するなかで、道路交通の円滑な「ながれ」を支えるため、一般道路にも安心して自由に立ち寄れ、利用できる快適な休憩のための「たまり」空間が求められています。また、人々の価値観の多様化により、個性的でおもしろい空間が望まれており、これら休憩施設では、沿道地域の文化、歴史、名所、特産物などの情報を活用し、多様で個性豊かなサービスを提供することができます。
私たちは、「休憩」「地域との連携」「情報発信」をテーマに、身近にある施設が個性豊かなにぎわいのある空間となることにより、地域の核が形成され、活力ある地域づくりや地域連携が促進されるなどの効果を期待しています。今回は、3年前の調査と比べて地元の名物や観光資源のPR方法も少し変化し、地域の活性化、サービス向上に「日々新たに取り組まれていること」を知りました。今日の気付きを活かして高校生にできることから取り組んでいきたいと思います。

「すずめの戸締り」聖地巡礼(舞台探訪)を兼ねてソーシャル・リサーチPart②を行いました。61番札所香園寺の奥の院へ向かう途中、右手に、ため池が見えます。農業用の灌漑施設、大谷池です。建設当時は県下最大の池と言われましが、その実現に際しては、農業の生命線である水を確保するための苦難のドラマが展開されています。時の小松村助役、村上善助氏は、県技手に設計調査を依頼し、200haの灌漑予測を立て、村議会で決議するが、下流域住民の反対嘆願書などがあり、計画は頓挫しています。明治42年に耕地整理法が施行されることにより、灌漑計画の機運が再浮上し、住民に堤防の安全性を説得、理解を得ています。今から111年前に設立され、築造工事が開始されています。3年後に完成、南川・新屋敷の農地100haがその恩恵を受けることになります。レンガ造りの樋門はイギリス積みで、キーストーン(要石)のほどこされた排水口のアーチ両サイドには、「大正3年築造」と「監督設計技手小田切豊吉」の名が刻まれています。このモダンな構造物は、近代農業へと進化した時代を写し出す場所であることは間違いないです。地域に多くの貢献をした人物の足跡をたどり、その労苦を讃えたいと思います。生徒の皆さんには、冬季休業中に歩いて地域の名所を巡る(ウォッチングする)ことをおすすめします。

部活動
華道部です。
12月17、18、19日の午後にリース作りをしました。リース台に松ぼっくりやどんぐり、ドライフラワーなどをつけていき、クリスマスにぴったりのリースを作りました。
個性あふれるリースができあがり、クリスマスムードいっぱいで楽しい時間を過ごしました。
Merry Christmas!




12月25日に西条西警察署にて、感謝状贈呈式が執り行われました✨✨✨
小松高校からは’’高校生ボランティアC.A.P’’に所属する3年生が感謝状を受け取りました。
3年間、詐欺防止のビラ配りやティッシュ配り、DJポリスなどたくさんの場所で啓発活動をおこない、
地域の防犯活動に貢献することができました。
小松高校は、これからも地域と文化は自分たちで守るを合言葉に、地域全体の防犯意識を高める活動を
行っていきたいと思います!

