西条海軍航空隊と小松の関わり

2024年8月11日 14時57分

11日(日)現在は、メガソーラーシステムに姿を変えたかつての西条海軍航空隊と小松との関りを小松史談会事務局長 友澤 明氏に紹介していただきました。

80年前の実際の空気を感じることができました。このような機会を大切に二度と同じ過ちを繰り返さないように気を付けなければならないと思いました。猛暑の中、御講話いただき、本当にありがとうございました。

メガソーラー発電所 慰霊碑

航空隊の机 市之川

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香園寺1 香園寺2 小松ゴルフ場

国史跡「永納山城跡」をウォッチング

2024年8月10日 12時12分
活動の様子

10日(土)、今から約1361年前に築かれた「古代山城」と呼ばれる城、永納山を視察しました。古代山城は、現在のところ西日本を中心に25カ所しか発見されていません。愛媛県では永納山城1カ所のみで、四国でも3カ所しか確認されていません。当時の日本は中国や朝鮮半島の国々との交流が盛んでしたが、朝鮮半島では新羅・百済・高句麗の三国が半島の統一を目指し争い、中国では唐が勢力の拡大を図っていました。このような中、唐と新羅が手を組んで百済を滅ぼすという出来事が起こりました。百済は復興の応援を日本に頼み、日本はこれに応え、半島に兵(つわもの)を進めることとなりました。その結果、歴史の教科書にも登場する大事件、「白村江の戦い」が起きたのです。これが西暦663年の出来事であり、その結果、百済・日本の連合軍は敗れてしまいました。日本はこの敗戦により、唐や新羅に侵攻される危険性が出てきました。

これらの危機に対処するために西日本の要所に城を築きました。これらの記事は「日本書紀」に記されています。すべての城の名が記載されている訳ではないのですが、現在確認されている古代山城はこの大事件を前後する時期に造られたと考えられています。昭和52年に発見されたこの古代山城は、それ以降徐々に調査され、現在もなお継続中のようでした。西の登山口から永納山山頂を経て東の登山口に至る山道が整備されており、これを利用する見学コースを歩きながら、古代にタイムトリップすることができました。平和のありがたさを改めて実感した一日でした。

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小松地域未来塾に参加してきました!!

2024年8月9日 10時39分
活動の様子

 

 小松地域未来塾実行委員会より要請があり、小松中学校の生徒さんや地域の方を対象に実習・講義を行いました。

 小松町では、江戸時代、小松藩一万石藩主の一柳公がこよなく椿を愛され、以降、椿文化が子々孫々と受け継がれてきました。1985年には、町花に「椿」を制定し、町内の至る所で大切に育てられています。また、近藤篤山先生の名前からつけられた白い気品溢れる「篤山椿」も地域を代表する椿です。

 ライフデザイン科では、椿文化を広めるために様々な取り組みを行っています。その中の一つに水引細工でつくる「椿」があります。今回は、水引でつくる「椿」を箸袋に飾りつけ、手作りのお祝い箸袋を作りました。

 参加した中学生から、「最初は難しかったけど、自分で椿を作ることができた。楽しかった」と言ってもらえて、元気をもらいました。

 今後も地域とのかかわりを大切にしながら、小松高校での取り組みを発信していきたいと思います。

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「少年たちの戦争-中学生の学徒出陣-」講演会

2024年8月9日 07時40分

8月25()14:00より、今治市立中央図書館において、平和講演会が開催されます。陸軍士官学校、海軍兵学校、甲種予科練などの軍幹部要員の採用者が戦時下で急増する中、旧制中等学校でどのように募集され、生徒たちは志願していったのかについて、分かりやすくお話していただけます。興味のある生徒はまとめて申し込みをしますので申し出てください。

講師の竹中義顕(Takenaka Yoshitaka)さんは、広島大学大学院 人間社会科学研究科 博士課程後期 人文社会科学を専攻されています。元小松ゴルフ場跡にあった西条海軍航空隊乗組員養成所には、3年余りで700人以上が入所し、多くの若者が出撃していった記録がありましたが、その全貌は敗戦に伴う混乱により、消滅してしまいました。当時在籍していた方たちですら、正確な真相を知る方は少なくなってきました。まぼろしの予備練、航空機乗員養成所とならぬよう私たち高校生がしっかりと歴史を引き継いでいかなければなりませんね。夏季休業中の課題を早目に仕上げて、この勉強会に参加してみませんか。きっと新たな目標(気付き)が見つかりますよ。

演題:「少年たちの戦争 -中学生の学徒出陣-」

とき: 825日(日)14001600  場所: 中央図書館 3階視聴覚室

募集人数: 50名(先着順) ※電話、カウンターにて要申込。

http://www.library.imabari.ehime.jp/event/course.html#C20240825

県内の戦争遺跡 komatsu

出店打合せおよびご当地スイーツ試食会等(地域の魅力発信活動報告・文理探究コース)

2024年8月8日 16時02分

 8月7日(水)午前、石鎚黒茶さつき会の戸田様、井上様、FM愛媛の西城様にお越しいただき、8月24日(土)17:00~20:00小松ふるさと祭りでの石鎚黒茶の出店についての打ち合わせ会を行い、文理探究コース2,3年生11名が参加しました。戸田様からは石鎚黒茶が知名度を上げてきたのが最近の事でありまだまだ設備等が十分に整っていないこと、本校OBでもある井上様からは石鎚黒茶が都会や世界的に注目されていることなどを教えていただきました。西城様からは販売時に使えるAir レジのシステムやAR(エーアール)という拡張現実を使ったアイデアなどを教えていただき、デジタルを使ったサポートやFMラジオやFMマルシェでの広報などの可能性について示唆していただきました。

午後からは「にじとまめ。」の田中様にお越しいただき、石鎚黒茶を使った2つのご当地スイーツの試食会を行いました。一つ目は田中様作成のパウンドケーキを皆でおいしくいただきました。2つ目は昨日生徒が作ったゼリーをいただきましたが、こちらは茶葉の量が多すぎて苦くなりすぎましたが、薄めると風味が感じられるとの評価をいただきました。商品化に向けて一歩前進しました。

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チームツバキ(2年生・文理探究コース)活動報告

2024年8月8日 15時55分

 8月6日(火)、愛媛県東予地方局の塩田様、前田様、株式会社リージョナルデザインの宇田様にお越しいただき、文理探究コース2年生有志6名「TEAM TSUBAKI」が、「東予歴史トリップ」のワークショップ(主催:東予歴史文化協議会)に参加しました。追加の写真撮影をしながら、ワードの様々な使用方法を教えていただき、ツアーポスターを仕上げていきました。8月下旬の完成が楽しみです。

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地球温暖化防止にダン坊!始めてみませんか

2024年8月8日 07時27分
部活動

ダンボールコンポスト(愛称:ダン坊)は、ダンボール箱を使った生ごみ処理容器です。微生物の力を使って生ごみを分解し、たい肥化させることができるため、家庭菜園やガーデニングにも利用できます。生ごみ投入の際は、1センチ程度を目安に、できるだけ細かく切ることで分解が早くなります。水切りは、水が滴らない程度でかまいません。1日に投入する生ごみの量は500グラム程度です。100日で50kgの減量になりますが、タマネギの皮やトウモロコシの芯、太い骨、貝殻などは分解しにくいので、投入はお勧めできません。

817日(土)本校、養正会館1階の「地域の魅力発信」や915日(日)西条高校大手門周辺の「YEGフェス2024」でダンボールコンポスト販売をしていきますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。

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damboo1 damboo2 段ボールコンポスト(イラスト)

「誰も取り残さない」インクルーシブ防災について

2024年8月7日 07時50分
活動の様子

いつ起こるかわからない災害に備えるために、8月6日()ペット版避難所運営ゲームに参加しました。SAIJOBASE1階の会議室で9時~12時までグループワークをしながら、地域の皆様と一緒にペット同行・同伴避難について考え、避難所運営シミュレーションを行いしました。災害発生時の避難所運営は、行政職員がすぐに駆け付けることができず、私たちが協力して避難所を運営していくことになります。訓練(シミュレーション)をしているところとしていないところとでは大きな違いがあります。災害発生時は、初期の動きがその後の避難所生活に大きく関わることを学び、誰もが助かるインクルーシブな防災について深く考えることができました。この経験「気付き」を活かして防災意識をさらに高めていきたいと思います。このような機会を与えてくださった関係者の皆様、ありがとうございました。

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つなごう ふるさと 小松の“わ” part③

2024年8月5日 19時48分

8月5日(土)商工会小松支所2階に集合してダンスの子供たちと交流しました。募集していた配役も決まり、ふるさと祭り『つなごう ふるさと 小松の』が近づいてきました。今日は、お姫様と共侍4名、籠かき役に集まってもらい、着付け&本番さながらの緊張感を味わいました。 

地域の観光と商工業振興を図るとともに、地域住民および各種団体等が融和され、地域貢献に繋がることを期待しています。5年ぶりの大名行列25名には女子が8名参加してくれます。新たなカタチのふるさと祭りをつくり上げ、そして未来につなげていきましょう!

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石鎚黒茶の製造体験(地域の魅力発信)

2024年8月5日 16時54分

 8月2日(金)、2年生有志で「えひめ教育資料館」の一般公開に合わせて販売をさせていただいている「石鎚黒茶」の製造体験を行ってきました。

 初めに、旧小松町の石根地区にある「醗酵所」で1次醗酵を終えた茶葉を2次醗酵させるための「揉み作業」を見学しました。1次醗酵は摘んだ茶葉を5日ほど寝かせ、2次醗酵は10日程度寝かせるそうです。少し食べさせてもらった2次醗酵した茶葉には強い酸味を感じました。これは乳酸醗酵するからとのことで、キムチに近いものも感じ、健康茶としての需要があるのも頷けました。見学後は場所を平地の「干場」に移動し、乾燥させた2次醗酵した茶葉を取り入れる作業を体験させていただきました。

 世界に希少な2段階に醗酵させたお茶の製造を間近に見る貴重な体験をさせていただくとともに、それが地元の小松に由来することを知り、地域文化として発信していく意義を改めて実感することができました。

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