私たちにできるローカルアクションW
2025年9月17日 12時58分
今年度3回目の兎之山実習に参加しました。身近な地域課題の解決を考えて作業に取り組むことができました。これからも広い視野で校内外の竹林整備活動から持続可能な社会の実現を目指していきたいと思います。
🌍 ダンボールコンポストが温暖化抑止に貢献する理由
焼却処理の回避によるCO₂削減 生ごみを焼却すると、大量の水分を含むため高温で燃やす必要があり、結果として多くのCO₂が排出されます。コンポスト化することでこの焼却を回避でき、CO₂排出を抑えられます。
年間18kgのCO₂削減効果(1世帯あたり) 環境省の「ゼロカーボンアクション30」によると、自宅でコンポストを行うことで、1世帯あたり年間約18kgのCO₂排出を削減できるとされています。
堆肥化による炭素の土壌固定 コンポストでできた堆肥は土壌に還元され、植物の成長を促進します。植物はCO₂を吸収するため、間接的に大気中のCO₂を減らす効果もあります。
電力不要の低環境負荷 ダンボールコンポストは電気を使わないため、電動処理機に比べて環境負荷が低く、持続可能な方法です。
🌿 竹チップの活用はさらにエコ
竹は成長が早く、CO₂吸収能力が高い植物です。竹林整備で発生する竹チップを基材にすることで、廃棄物の削減と地域資源の循環利用が実現し、より環境に優しいコンポストになります。