藩主墓所清掃のお知らせ
2026年3月5日 07時00分
3月8日(日)午前9時に佛心寺駐車場に集合をして、藩主墓所清掃に従事するボランティア生徒を募集しています。歴史について学ぶ絶好の機会です。伊予小松藩は、江戸時代初期に一柳家の三男・一柳直頼が1万石を与えられて成立した小さな藩です。兄たちの西条藩・川之江藩が改易や減封により姿を変える中で、小松藩だけが存続しました。しかし周囲を徳川親藩や幕府直轄地に囲まれ、外様大名として厳しい監視下に置かれた「小さな藩」でした。
石高1万石、人口約1万人、家臣は約200名と、規模は“村レベル”といえるほどでした。大きな産業や財政改革の成功例もなく、度重なる飢饉などで財政難に苦しみ、武士の俸禄が大幅に減らされることもありました。それでも小松藩には大きな強みがありました。小さな共同体であったため、藩主・武士・農民の距離が近く、互いに支え合う気風が育まれていたのです。日頃からの備蓄や領内の状況把握が徹底されていたこともあり、享保・天明・天保の大飢饉でも餓死者を一人も出しませんでした。さらに、他藩で数千の餓死者が出る中でも、小松藩では村人同士の助け合いと藩の救済策によって危機を乗り越えています。
江戸時代を通じて、小松藩では 餓死者ゼロ・一揆ゼロ を達成。財政的には苦しくとも、領民に寄り添った誠実な政治を続けた「領民思いの藩」と評価されています。ボランティアスピリットを発揮してみんなで一緒に清掃に取り組んでみませんか!参加希望者は、8時40分に学校に集合してください。南門から現地に向かいます。