桃始笑(ももはじめてさく)
2026年3月11日 07時00分3月10日〜14日は、七十二候の「桃始笑(ももはじめてさく)」にあたる季節です。啓蟄の次の時期で、桃の花が咲き始める頃を表しています。昔は花が咲くことを「笑う」と言い、俳句の季語「山笑う」も、春に草木が芽吹いていく様子を表しています。
桃の花は、梅のような上品さや桜のような華やかさはないものの、無邪気で素直な可愛らしさがあります。また、花が開くことを「ほころぶ」といいますが、これは内側にあった力や思いが一気に外へあふれ出る様子のことです。春の鳥のさえずりも、静けさを破って始まる「ほころび」です。
花を見ると自然と笑みがこぼれるように、心の内側の感情は隠しきれないものです。春は、いろいろなものが一斉に動き出す季節。肩の力を抜き、物事がうまくいくと信じて、前向きに行動していきましょう。