活動の様子









令和5年4月1日から「西条市地下水の保全並びに適正な利用に関する条例」が施行される。私たちは、西日本最高峰、霊峰石鎚山の恩恵を受け、水が枯れることなく湧き続ける西条市に住んでいる。ここを訪れると、人は自然と繋がって生きていることを実感してもらえるような説明を高校生ができるように「学びを深めたい」という気持ちで地下水協議会に参加した。綺麗でおいしい水を私たちに与えてくれている自然。地下水の自噴は、難透水層に挟まれた帯水層の地下水が圧力を受け、その噴出エネルギーが地表面より高い場合に起こる現象だと知った。西条平野では、これに加えて下流側も断層壁で遮断して一層被圧するため、全国でもまれな自噴地帯が形成されており、市内には広範囲に地下水の自噴井があり、これらは「うちぬき」と呼ばれ、その数は約3,000本ともいわれている。
しかし、地下水は無限ではない。量と質を保たないと未来へバトンを渡せない。また、一度汚染されると不可逆性が起こり取り戻せないため事前に防止する対策の強化が必要である。節水だけではなく、地下水の水位を見える化する電光掲示板の設置等が望まれる。
その昔、人力により鉄棒を地面に打ち込み、その中へくり抜いた竹を入れ、自噴する水(地下水)を確保していたようだ。この工法は、江戸時代の中頃から昭和20年頃まで受け継がれてきた。「うちぬき」の名の由来である。現在は鉄パイプの先端を加工し、根元に孔を開けたものをコンプレッサーによるエアーハンマーを使用して、地下水層まで打ち込み、地下水を取水している。「うちぬき」の一日の自噴量は約9万m3におよび、四季を通じて温度変化の少ない水は生活用水、農業用水、工業用水にも利用されている。大量に使い過ぎると水位が下がり、海水が混入してしまう現象が発生する。これから名水百選にも選定されている「うちぬき」の構造やメカニズムを周知する体験や学習会にも参加していきたい。
第10回の協議会には、市内五高校の生徒が積極的に協議に参加し、西条市の水資源を良くする発想を発表し、もっと活発に意見を言えるように勉強していきたい。「千里の道も一歩から!」私たち高校生の視点でアイディアを育みながら、社会と繋がる学習を続けていきたい。このような貴重な機会を与えてくださった西条市長様をはじめ、市役所環境政策課の皆様方に感謝を申し上げたい。
活動の様子
1年生
1年生の理系希望者8名(うち1名欠席)が、1月24日(火)「えひめスーパーハイスクールコンソーシアムin 東予」にオンラインで参加しました。今回オンラインでの参加者が多く、会場とオンラインで活発な意見交換が行われました。本校生徒も丹原高校のステージ発表で質問し、積極的に取り組む事ができました。同年代の熱心な活動に触れることがよい刺激となりました。


活動の様子
活動の様子
西条を良くする活動ができるように地域猫活動をしているdaisy saijo(花言葉は雛菊:”平和”・”希望”)さんと打ち合わせをSAIJO BASE(市民活動センター)で行いました。私たち小松高校YST(Youth Service Team)がZENバサダーズとして地域に貢献できるように話し合い、ポスター作成やSNSで情報を発信していくことに決まりました。動物愛護管理の基本原則には、「命ある動物をみだりに虐待しない。人と動物の共生に配慮し、適性に取扱わなければならない」とあります。今回学んだ飼い主としての義務と心掛けや猫の不妊・去勢手術、ストレスの溜まらない室内飼いなどの正しい知識を広め、周辺環境の美化や野良猫問題の解決に向け、『私たちに出来る範囲で出来ることを実践していきたい』と思います。私たちは、猫や犬の里親募集なども発信しながら「殺処分ゼロ」を目指し活動して行きます。1月21日(土) 12:45~15:15 本日は、熱心な御指導ありがとうございました。




活動の様子
地域課題解決や商業体験等に取り組んでいる高校生、地域活動やビジネス創業・起業をしている創業者がパネルディスカッションやグループワークを通じて、創業・起業やビジネスを身近に体験することで、将来のキャリア形成のための視野を広げることを目的とするセミナー(最終報告会)に参加しました。創業者による素晴らしいプレゼンテーションを拝見し愛媛を盛り上げるため地域課題をビジネスとして取り組むことや創業・起業することの魅力を学ぶことができました。私たちの取組を堂々と発表することができました。一年間、このような研修の場をいただき、本当にありがとうございました。(小松高校YST)




部活動
1年生
生徒会活動
1月22日(日)住吉屋(古民家)の雛飾り準備のボランティア生徒を募集しています。現在は下の写真のような状態ですが、皆さんが準備をしてくれると次のように時代ごとに並べられた雛飾りでいっぱいになります。地域の高齢者が携わっているので、高校生が手助けしてくれると喜んでくれます。ボランティア証明書も発行されますので、ぜひ参加してください。希望者は、ホームルーム担任の先生に申し出てください。2・3・4月の毎日曜日・第2土曜日に見学会が開催されます。合わせてこちらも募集しています。希望日の3日前迄に申し出るようにお願いします。



高校生用の看板「メンマチョ販売」 反射した光が軒裏や板壁にキラキラ動く 蝋梅の黄色と紅梅(右側)が見ごろに

