地域づくりフォーラム2025アンケート結果
2025年9月26日 07時00分第5回 ふるさと小松立志隊推進会議で9月13日(土)に行われたフォーラムのフィードバックを行い、今後の活動につなげました。
7月に初めて避難所を開設した防災キャンプは、災害時の避難生活を模擬体験することで、実践的な防災力を養う取り組みでした。主な課題としては、人手不足と運営体制の確保があがりました。地域活動ではスタッフの確保が難しく、少人数での運営から始める必要があり、苦労しました。また、食材費や備品購入などに費用がかかるため、助成金や協賛企業の支援が必要だと分かりました。
真夏の体育館という宿泊環境の不便さに対する事前説明や空調などの配慮も必要でしたが、今回はあえて「厳しい環境下」で取り組んでみました。
具体的な成果としては、実体験による防災意識の向上です。段ボールベッドでの就寝、停電体験、炊き出しなどを通じて、災害時の不便さ(ライフライン停止)を実感し、備えの重要性を理解できました。
これからは、地域ぐるみの避難訓練などを実施し、普段交流のない住民同士が協力し合うことで、災害時の助け合いの基盤を築く研修につなげたいと思います。私たちのモットーである「災害は怖いが、防災は楽しい!」を確かめながら、避難所でのゲームや工作を通じて楽しく学び、将来の防災リーダー育成につながる体験ができました。今回の防災キャンプは、単なる訓練ではなく、「地域の防災文化づくり(Disaster prevention culture building)」としての役割を果たせると幸いです。