創立118年 開校記念日講話
2025年9月12日 09時12分
12日(金)、全校朝礼で校長先生から講話をいただきました。本校の前身は、明治40年に開校した小松町立実用女学校と昭和16年に開校した私立子安中学校の二つに大きな源流がある。この二校が昭和23年に統合され、愛媛県立子安高等学校に改称、翌24年に愛媛県立小松高等学校へ改称され、現在に至っている。その後、近代愛媛女子教育の発祥地であるこの地域の伝統に磨きをかけ、令和元年度に「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(プロフェッショナル型)」の指定を受けることとなった。昭和40年、第10回卒業生を最後になくなった商業科も、現在2年次からビジネスコース選択制となりながらもその系譜を受け継いでいる。広大な校地には、各種目別専用グラウンドはもとより、武道場、体育館、さらにトレーニング室等も充実している。117年の歴史を刻み、伊予聖人と慕われた近藤篤山先生の「積微力行」を校是とし、豊かな教育環境のもとで幾多の有為な人材を世に送り、その数は約20,000名に上る。今日、この諸氏が、全国各地・各界においてめざましい活躍をされている。篤山先生の立志・慎独・求己の「三戒」、四如の喩の教えを心として実践していくことが大切である。本校は、令和8年に学校再編されるが、今、目の前のことに精一杯取り組むことが大事である。総合的な学習の時間(木曜⑦限)には、各自がテーマを決めて地域を探究することができている。現在、各学年の普通科3クラス、家庭科(ライフデザイン科)1クラスの計355名の生徒が篤志の坂(創立100周年を記して命名)を上り、養正が丘の学び舎で学業や部活動に励んでいる。今後、地域の課題解決のため、地元との産学連携事業にも積極的に取り組みたい。
⭐ここでホッとインフォメーション!イメージキャラクターようせいくん(まだ12歳です)平成25年に誕生しました。「養正が丘」の妖精(フェアリー)です。足が速く、100m9.2秒で走ります。体重は200lb(約90.72kg)です。頭の飾り(養正会館、校舎、松)は取り外し可能、季節や行事に合わせて変幻自在です。部活動キャラクターやスタンプ用など現在も様々なバージョンが誕生しています。
⭐The 118th anniversary !
古民家見学会で引いている人力車(ゲストハウス氷見所有)は、1907年(明治40年)に山形県鶴岡市で作製された人力車(rickshaw)、氷見の町並みや道前平野の観光など地域の活性化に役立てたいです。毎月第二土曜日の古民家見学会にも登場します。地域の歴史や文化を勉強して小松高校と同い年の人力車を引いて観光案内ができるようになりましょう!