[魅Can部とは]

令和6年度より、各学校の魅力となる部活動を「魅Can部」に指定し、外部人材を活用することにより、継続的な指導の実施や、活動費の補助を活用し、魅Can部の活動の幅を広げ、中学生を含む地域をアピールすることを目的としています。

小松高校では、「バレーボール部」と「経済研究部」が「魅Can部」として活動し、小松高校の魅力を発信しています。

[魅Can部の活動]

人権・同和教育ホームルーム活動の公開授業Part②

2025年9月30日 19時00分

9月30()公開授業で差別解消に取り組む真摯な姿を見ていただきました。2年生は、人権獲得の歴史Ⅱ-水平の旗ひるがえる-、3年生は結婚差別解消に向けてのホームルーム活動でした。

2年1組 2年2組

2年3組③ 2年4組④

3年1組 3年2組②

3年3組 3年4組

 本校では、人権問題を自分事として捉えるために普段から次のようなことに取り組んできました。   さらに身近にある地域教材にも挑戦していきますので、どうぞよろしくお願いします。

1. 知識的理解を深める

  • 人権の歴史、法制度、差別の実態などを学ぶことで、抽象的な概念を具体的に理解する。

  • 例:世界人権宣言、日本国憲法、人権・同和教育問題、外国人差別、LGBTQ+の権利など。

2. 人権感覚を育てる

  • 自分の大切さと同じように、他者の存在や尊厳を認める感覚を養う。

  • 「誰ひとり取り残さない」という理念を、自分の周囲の人間関係に照らして考える。

3. 態度と意欲を育てる

  • 「差別はいけない」と思うだけでなく、「差別を見たら止めたい」「困っている人を助けたい」という意欲を持つ。

  • 例:いじめを見過ごさない、SNSでの誹謗中傷に声を上げるなど。

4. 実践行動につなげる

  • 実際の生活場面で行動できる力を育てる。

  • 例:困っている人に声をかける、地域の人権活動に参加する、学校での人権委員会に関わるなど。

5教育現場での創意工夫

  • 授業の目標を「心を持つ」から「行動の仕方がわかる」へと転換する。

  • 「自省利他」の考え方を取り入れ、自分を省みて他者を思いやる心を育てる。

  • 自分自身を大切にする経験が他者を尊重する力に繫がるという心理学的アプローチを大切にする。