[魅Can部とは]

令和6年度より、各学校の魅力となる部活動を「魅Can部」に指定し、外部人材を活用することにより、継続的な指導の実施や、活動費の補助を活用し、魅Can部の活動の幅を広げ、中学生を含む地域をアピールすることを目的としています。

小松高校では、「バレーボール部」と「経済研究部」が「魅Can部」として活動し、小松高校の魅力を発信しています。

 バレーボール部の活動の様子は、こちらをクリックください。👉バレーボール部 Instagram

 ふるさと納税について

 募集期間は、 令和7年11月7日~令和8年3月31日です。
 愛媛県内在住者からの寄附も可能とするため、返礼品はありません。

 ご賛同いただける場合は、

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[魅Can部の活動]※カテゴリから「魅Can部」を選択すると活動の様子が見られます

近代農業へ、赤レンガ樋門(ひもん)の登場【大谷池】

2023年12月29日 08時00分

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映画「すずめの戸締り」聖地巡礼(舞台探訪)を兼ねてソーシャル・リサーチを行いました。61番札所香園寺の奥の院へ向かう途中、右手にため池が見えます。農業用の灌漑施設、大谷池です。建設当時は県下最大の池と言われましが、その実現に際しては、農業の生命線である水を確保するための苦難のドラマが展開されています。時の小松村助役、村上善助氏は、県技手に設計調査を依頼し、200haの灌漑予測を立て、村議会で決議するが、下流域住民の反対嘆願書などがあり、計画は頓挫しています。明治42年に耕地整理法が施行されることにより、灌漑計画の機運が再浮上し、住民に堤防の安全性を説得、理解を得ています。今から110年前に設立され、築造工事が開始されています。3年後に完成、南川・新屋敷の農地100haがその恩恵を受けることになります。レンガ造りの樋門はイギリス積みで、キーストーン(要石)のほどこされた排水口のアーチ両サイドには、「大正3年築造」と「監督設計技手小田切豊吉」の名が刻まれています。このモダンな構造物は、近代農業へと進化した時代を写し出す場所であることは間違いないです。地域に多くの貢献をした人物の足跡をたどりながら、その労苦を讃えたいと思います。生徒の皆さんに、冬季休業中に歩いて地域の名所を巡る(視る)ことをおすすめします

赤煉瓦樋門【大谷池】