雨の一日 晴耕雨読

2024年4月3日 14時32分

雨読とはいえ、本を手に取るまでになかなか時間がかかりますね。新入生の皆さん、4月22日(月)から「朝の読書」が始まります。春季休業中に読みたい本を準備しておきましょう!毎朝10分間の積み重ねが膨大な読書量につながります。あなたが見た映画やドラマ、漫画の原作を選ぶという方法もあります。バランスの取れた人になるには読書が最適です。

ALTのピーターズ・アーチー先生のお薦めは、2017年にノーベル文学賞を受賞した石黒一雄(カズオ・イシグロ)氏の作品です。特徴は、時代に翻弄されている人の悲しさなどが描かれている点です。人物に対して温かいまなざしがあり、そこに人間の尊厳を見いだしていこうとしているように思います。ぜひ読んでみてください。

遠い山なみの光 (1982)・・・・・日本が舞台

浮世の画家 (1986)・・・・・日本が舞台とおもわれる作品

日の名残り (1989)・・・・ブッカー賞を受賞した初期の代表作。 映画版あり

充たされざる者 (1995)、わたしたちが孤児だったころ (2000)