地域の担い手づくり
2025年8月7日 06時47分AARサイクルは、ビジネスや学習の枠組みでPDCAサイクルに代わる新手法として注目されています。先行き不透明なVUCAの時代【V=Volatility(変動性),U=Uncertainty(不確実性),C=Complexity(複雑性),A=Ambiguity(曖昧性)】に適していて、計画よりもまず行動し、経験を振り返りながら改善するサイクルです。
Anticipation:自ら楽しいことを考える、予測する、見通しを立てる
Action:実践する、行動する
Reflection:振り返ることで価値を発見する
ボランティア活動に参加しても地域の皆様に支えられることが多いのが現状ですが、「借りをつくる」を嫌がらず、恩返しから「恩送り」の文化を根付かせることが目標です。8日(金)は、「夏休み子ども教室」で高校生ボランティアによる“ペーパークラフト”(ジオラマ付き)が開催されます。私たちは、行動する中で、上手くいくものが出てくることを期待しています。そのためには、何となくの予想を立てて、「完璧じゃなくても、走ってみて、あとのことは後で考えれば良い」という柔軟性が必要となります。生徒主体で考え、判断する、達成感・充実感のある活動を目指しています。とはいえ、高校生目線で試行錯誤を重ね、万全の準備をして臨みたいと思います。また、人の支えあればこそ地域協働の活動だと考えますので、何よりも「支え合い」を大切にし、安全・安心な地域づくりに微力ながら貢献していきたいと思います。