小松藩の教育・文化を脈々と
2024年3月25日 07時00分混沌とした現代社会を生きる私たちにヒントを与えてくれる座右十戒の現代語訳です。国家や宗教に見られる対立(不協和音)の治療にもこの教えが必要です。
一 何かをする時にはそのことに集中しなさい
一 頑固にならないで人のいいところを見習いなさい
一 動作はひかえめにしてえらそうにしないこと
一 言葉はかんたんにしてしゃべりすぎないこと
一 何かをする前にはまずその善悪を考えなさい
一 物に接する時は正しい方法を選びなさい
一 すべての事において機会は逃さないようにしなさい
一 たったひとつであってもきまりは破らないこと
一 みんなといる時は人の意見にながされないこと
一 独りでいる時も慎みを忘れないこと
尾藤二洲と近藤篤山が説いた「より良い生き方」に人々が感化され、風が草をなびかせるように広がっていくさまを表しています。今から221年前に篤山先生を小松藩の養正館へ招いた竹鼻正脩さんに感謝しないといけませんね。生徒の皆さん、自分の内面と行動を律するポイント10か条を今日から一つずつ実践していきましょう!