経済研究部 古民家でつなぐ“お遍路文化”と高校生のおもてなし
5月9日(土)
「古民家でつなぐ“お遍路文化”と高校生のおもてなし」〜地域資源を活かした休憩所づくりの探究〜
「Please come in and make yourself at home.(ごゆっくりしてください)」
古民家を再生した誰でも休憩所「みんなの家」には、今日もお遍路さんを迎えるあたたかな空気が流れています。私たち経済研究部は、「古民家でつなぐ“お遍路文化”と高校生のおもてなし」をテーマに、地域資源を活かした休憩所づくりに取り組んでいます。
★ドイツからのお遍路さんとの出会い
5月9日(土)、「みんなの家」に立ち寄ってくださったのは、ドイツから来られたお遍路さんでした。50歳で保険業を営む方。重たい荷物を背負い、これから先に待つ難所へ向かう途中でした。少し疲れた様子で腰を下ろしたその方と、私たちは英語で会話をすることができました。話題は世界遺産へと広がり、日本のお城とドイツのお城の違いについて語り合いました。
「日本のお城は木造で、自然と調和しているところが美しい」
「ドイツの城は石でできていて、防御の歴史が色濃く残っている」
文化や歴史の違いに驚き、共感し合う時間は、国境を越えた学びの場となりました。
★おもてなしが生む力
長い距離を歩き続け、体力的にも精神的にも厳しいお遍路の道のり。温かい言葉や、ほっこり一息つける場所があるだけで、人は前を向くことができます。
「ここで休めて、本当に元気が出ました」
そう笑顔で話してくださった姿に、私たちのお接待が、確かに誰かの力になっていることを実感しました。
★古民家から広がる学びとつながり
「みんなの家」は、ただの休憩所ではありません。
ここには、地域に受け継がれてきた古民家の歴史や四国遍路に代表される“おもてなし文化”そして、高校生が主体となって人と世界をつなぐ学びが詰まっています。
今回の出会いを通して、私たちは地域にある場所や文化が、世界とつながる力を持っていることを改めて感じました。
★これからも続く“道の途中の居場所”として
お遍路さんにとって、「みんなの家」が道の途中で心と体を休められる居場所であり続けるように。
そして私たち高校生にとって、地域と世界を学びでつなぐ「探究の場」であり続けるように。
これからも、古民家から始まる小さな交流を大切にしながら、活動を続けていきます。